文京区目白台総合センターで投扇興指導

文京区の依頼にて交流センターで「投扇興」を指導いたしました。 本会場では、ほぼ毎年のように開催させていただいております。 毎回、大人の方と途中から合流する子供たちとともに体験していただきます
投扇興は、2セット並べられ、まず練習が始まります。 5本ずつ投げていただき、なかなか飛ばない扇子に苦戦します。 昨年に参加された方もあり、一度経験されていると扇子だけに「センス」良く飛んでいきます。 練習なのに大盛り上がりです。 ちょうど、NHK大河ドラマ「べらぼう」にて吉原で投扇興のシーンが放送されたこともあり、皆さん興味津々です。
大人のチーム練習が終わったころに、子供チームが参加しました。 子供たちは、やはり遊び好きです。いろんな方法を考え出して、的を落とそうとします。 投扇興には、基本的なルールはございますが、度を越さなければ問題ございません。 例えば、投扇興の距離を1,8メートルから離れて、2.5メートルぐらいから投げてみたり・・・・ 遠いとなかなか当てにくいのですが、その分勢いよく飛ばせます。私も子供の時は、遠投で勝負したものです。 子供は遊びの天才。工夫をして楽しんでくれました
しかし、挨拶はちゃんとしましょうね。礼に始まり礼に終わります。 さて、いよいよ決勝戦です。 本番で行った高得点同士が対戦します。今回は、偶然にも大人チームと子供チームの対戦となりました。 初投から高得点が出ました。 散る花  久方の・・・点式には百人一首があてられており、大人も子供も百人一首を読み上げます。 山桜  もろともにあわれとおもえ山桜 花よりほかに知るものもなし。 山桜は、倍点となります。ちなみに私の生まれたお寺の歴代住職の行尊大僧正の和歌です。私も不思議と力が入ります・・・。 最終的には、12-13 で子供チームの勝ちとなりました。 いい対戦でした。皆さんが大盛り上がりとなった投扇興体験となりました。ありがとうございました。
次は、埼玉県草加市文化会館で行う予定です。

台湾で投扇興指導

令和6年6月23日 台湾の方からご招待を受けて投扇興の指導に伺ってまいりました

台湾の方も投扇興を楽しんでいただきました。

京都 陽明文庫で投扇興

令和6年1月27日 陽明文庫 虎山荘にてゲストの方々に投扇興を楽しんでいただきました。

陽明文庫(ようめいぶんこ)は、京都市右京区宇多野上ノ谷町にある歴史資料保存施設及び公益財団法人(公益財団法人陽明文庫)。

公家の名門で「五摂家」の筆頭である近衞家伝来の古文書(こもんじょ)、典籍、記録、日記、書状、古美術品など約10万件に及ぶ史料を保管している。

昭和13年(1938年)、当時の近衞家の当主で内閣総理大臣であった近衞文麿が京都市街地の北西、仁和寺の近くの現在地に財団法人陽明文庫を設立した。

近衞家の遠祖にあたる藤原道長(966 – 1028)の自筆日記『御堂関白記』から、20世紀の近衞文麿の関係資料まで、1,000年以上にわたる歴史資料を収蔵し、研究者に閲覧の便を図るとともに、調査研究事業、展示出陳事業、複製本の刊行などの事業を行っている


私も、たくさんの宝物を拝見させていただきました。
現在放送中の「光る君へ」に登場する藤原道長

その「日記(国宝)」を近くで拝見しました。なんと、1000年前に書かれた日記がきれいに遺されています

藤原道長自筆の日記『御堂関白記』をはじめとする公卿の日記類がまとまって収蔵されており、いずれも一級の歴史資料である。

また、天皇や歴史上の著名人の自筆書状、宮廷儀式関係、物語や和歌集の古写本なども多数収蔵し、歴史資料としてのみならず、書道史上の遺品としても貴重なものが多い。

秋の国立博物館「投扇興に遊ぶ」

令和元年11月13日 国立博物館 応挙館にて「投扇興に遊ぶ」を開催

秋の佳き日に日本伝統文化をお楽しみくださいました

まずは、江戸千家 家元後嗣 川上先生のお茶

お食事を。

投扇興の始まり 6班に分けての対戦となります

円山応挙「宝船」が優勝品として渡されました。おめでとうございます。

11月28日放送 NHK ネーミングバラエティ 日本人のおなまえっ!に少し投扇興が紹介される予定です。